LTVとは、お客様が解約するまでにどれだけの収益が見込めるかを予測するものです。この指標は、ビジネスに関する重要な決定を下すのに役立ちます。

LTVが高ければ高いほど、解約される前の顧客からの収益が期待できます。そのため、お客様を獲得するために、マーケティング、オンボーディング、サポートなどに多少の費用をかける余裕ができます。

LTVの計算は簡単ですが、ユーザー解約率とARPUという、それ自体の計算が難しい2つの指標を用います。

ARPU ÷ ユーザー解約率 = LTV

LTVを向上させるには、2つの方法があります。先程の計算で出てきたARPUを改善するかユーザー解約率を下げることです。ARPUは顧客1人あたりの平均収益を指します。

ARPUを上げるには、価格を上げるか、プレミアムプランにユーザーを誘導します。解約率を下げることもLTVの向上につながります。解約率を下げるための戦略については、「チャーンの基礎と改善方法」の記事をご覧ください。

LTVの向上についての詳細はこちらをご覧ください。
​

プランの比較
どのプランが最もLTVが高いかを把握し、新規および既存のお客様をそのプランに誘導します。

日付範囲を比較する
過去30日間のLTVを6ヶ月前の同時期と比較してみましょう。

トレンドライン

データの段差を取り除き、LTVがどのように推移しているかを明確に把握することができます。これは、LTVを長い日付範囲で見る場合に特に役立ちます。

目標
成功している企業は、常に目標を設定し、それに向かって具体的な策を立て行動しています。Baremetricsはそのお手伝いをします。毎週の通知メールで進捗状況をお知らせします。

メモ
ビジネスにおける重要な目印をマークします。新機能のリリースやマーケティング、リテンションキャンペーン(既存顧客維持のためのキャンペーン)などです。LTVやその他の指標がどのように変化するかを確認できます。

ベンチマーク

お客様のLTVが、同じようなARPUを持つ他のビジネスと比べてどうなのかを確認できます。