折れ線グラフは、実績と予測両方のデータを同じグラフに表示するために、よく用いられるグラフです。特に将来の2つのシナリオを比較するのに便利ですが、過去の予測や予算に対する業績を比較する場合にも使うことができます。
以下は、会社の現金残高を表示するグラフの例です。
1. 表を作成する
ダッシュボードに移動して表を作成します。ページ下部のAdd a Table(表の追加)を選択します。
2. 表に名前をつける
グラフに名前を付け、グラフのタイプとして「Line(折れ線)」を選択します。
3. x 軸の時間間隔を変更する
x 軸の間隔を月、四半期、年のいずれかに設定します。
4. レポートの対象期間を選択する
レポート対象期間の設定は、デフォルトでカスタム日付範囲に設定されています。また、「先月」、「前年」、「今年」など、あらかじめ用意されているレポート期間から選択することもできます。これらの範囲は動的です。つまり、前月の値は、その月の決算に伴い変更されます。
5. 線を追加する
Add a Line(線の追加)をクリックして、折れ線グラフに表示する会計を選択します。
6. 会計を選択する
「Account 」のドロップダウンを使って表示したい会計を選択します。選択すると会計名が自動的に入力されますが、「Name」で編集することができます。
7. スナップショットとシナリオを選択する
Scenario(シナリオ)とSnapshot(スナップショット)をドロップダウンから選択します。この例では、Snapshotのドロップダウンを「Current」のままにしておきます。つまり、この線は、以前に設定した予算ではなく、財務モデリングの現在の予測を表わしていることになります。
8. さらに線を追加する(オプション)
「5」~「7」のステップを繰り返して、折れ線グラフにさらに線を追加します。Scenario(シナリオ)の部分で「Aggressive」を選択すると、以下のようになります。
9. 保存する
完成した折れ線グラフは以下のように表示されます。